コピーの裏側

SKAT飲み!~ハマダさんとそじ坊を語る②~

2019/06/17
 
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前回に引き続き、宣伝会議賞ファイナリスト経験もあるハマダさんと、SKATを見ながら、「そじ坊」の好きなコピーについて、語ってまいります!お酒もすすんでまいりました笑)

 


ヒヒ馬さん、最後のページでいいコピーを見つけてしまいました!


なんですか!?


今回シルバー賞も取られた、山本真梨子さんのコピーです!

 

この人、粋してない…!
早くそじ坊へ!


(思わずビールを吹き出す)


粋してない(笑)


ハマダさんは、人をクスッとさせる系のコピーが好きだったりしますか?


あぁ~。よく言われるんですけど。ロジックよりエモい系が好きでしょ?って。


あぁ、分かる気がします(笑)


自分のコピーは、人間ドラマを描くようなものが多いですね。長井さんはどういう系のコピーが好きですか?


納得できるものが好きですね。「あぁ、本当にそうだわ」と思えるもの。協賛企業賞の山田さんのコピーとか、まさにそうですね!

 

入りやすくて、
帰りにくい。

 

そば屋って、イタリアンレストランとかよりも気軽に入りやすいですし、そじ坊のような雰囲気なら、本当に長居しちゃいそうですし!心から腑に落ちるものが好きですね。ハマダさんの好きなエモい系のコピーと少しタイプが違うかも?

いや、僕も本当にそうだなと思えるコピーが好きですよ!エモいコピーは、傾向として書いているだけで、逆にエモさだけを出そうとしているコピーはあまり好きではないです(笑)


狙いにいっているものはちょっと…、みたいな感じですね(笑)

バスケでいうと「ルンルン鼻歌唄いながら、決められた感覚でポン っとゴールに入る」コピーよりも、「必死に毎日シュート練習をしま くった結果、ガッと入った」のが見えるコピーが好きです。


一生懸命努力した跡が見えるようなコピーですね!


書いた人の血と汗と涙を感じるコピーが好きですね。


その努力こそエモいですね。


特に、今回の蕎麦は身近な存在だから、それぞれの人の、色んな人間ドラマが見れる課題ですよね。例えば、大井慎介さんのコピー。

 

「本場の蕎麦をくわせてやる」と、父は駅地下に向かった。

 


これ実体験な感じがして、いいですよね。 


このセリフを言う、大井さんが浮かんできます(笑)


あと好きだったのが、松田剛次さんのコピー。

 

「そば坊」がよかったかな…。

 


これ、僕も、「そじ坊」って名前って、一発でそば屋って分かりにくいって思ったんですよ。


確かに!


このことについて触れているのが、他の通過作品を見ても、松田さんだけで、そこがいいなと思って。


言われてみたら、納得しちゃいますね。

よく宣伝会議賞って他の応募者と内容が被りがちじゃないですか?審査員の方もよく指摘されているんですけど。特にそじ坊は、すごい被りやすい課題だと思うんですよ。その中で、「じ」を「ば」に変えれば「そば坊」になるってことに、誰も注目してないですよね。


発見ですよね。


こういう切り口探しも、人間臭さが出ているというか、エモさっていうのか分からないんですけど。


コピーを作っている過程も見られているんですね。


そうですね。
昔、糸井重里さんが書かれたコピーで、

 

拳骨で読め。乳房で読め。
(新潮文庫)


というのがあるんですが、コピーを書く時も同じことが言えるかなと思いまして。


具体的にどういうことですか?

スルスル書いたコピーじゃなくて、人間臭さが垣間見えるような。たった1行なんだけど、これを書くまでにどんな思考の過程があったんだろうというのが見えるコピーが、好きなんですよね。


ハマダさんがインタビューを積極的にされている理由が分かる気がします。


「こうすれば書けるよね」っていうコピーが好きじゃないんですよ。その人が一生懸命、切り口などを調べたのが見えるのが、いいんですよね。


インタビュアーならではの、コピーの価値観が伝わってきます。自分はコピーの字面だけで良し悪しを見ちゃうところがあったので(笑)


ヒヒ馬さんはどういう風にコピーを書いていますか?


書き散らすことが多いですね。そじ坊で言うと、「ワサビ」や、「店内の居心地の良さ」など、切り口を一つ一つ拾って、そこからどういう表現ができるかを考えて、書きまくるだけですね。ハマダさんは?


まず、書き出してみて、他の人も書けちゃうよねっていうものは削って、他の人が気づいていないものを考えますね。あとは、このブランドの良さはなんだろうって考えながら作っている…はず!(笑)


自分と似てますね!書きながら考えて、ブラッシュアップしていくってことですよね。最後に、次の宣伝会議賞はどうします?


考え中ですね~出したいと思う気持ちもありつつ、インタビューする 専門に回ってもいいかなって悩んでます。皆さんの話聞くのが楽しす ぎて(笑)  


ぜひ、ハマダさんのコピー見たいんで、出してください!(笑)


ヒヒ馬さんに言ってもらえると、出したくなります(笑)

 

そじ坊の通過作品の話をしていたつもりが、いつの間にか、お互いのキャッチコピーに対する思いや価値観の話題にまで発展してしまいました! みなさん、読んでいただいて分かると思うのですが、本当にハマダさんは、コピーに熱い方です! 話しながら、身が引き締まるような、もっといいコピーを生み出したくなるような、楽しい飲み会になりました!ハマダさん、宣伝会議賞、出してください!(笑) 次回は、他の課題でまた「SKAT飲み!」を考えております!お楽しみに~!^^

 

 

 

 

 

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